【簿記の失敗談10選】失敗を無くせば合格したようなもの!【試験前にチェック】
- 簿記の失敗談を知りたい
- 失敗談を知って未然に防ぎたい
- みんなはどんな失敗をしているのかな?
そんな声にお応えします。
- 知識ゼロから簿記を取得
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簿記の失敗談って気になりませんか?
合格者の成功体験記は様々な要因が重なっていますが、失敗談は誰が試しても失敗に終わります。
だからこそ失敗から学ぶことはとても重要です。
本記事では簿記試験に関するみんなの失敗談をまとめました。
失敗談を学び、試験の合格率を上げましょう!
簿記学習のよくある失敗談4選
簿記学習のよくある失敗エピソードを紹介します。
1.得意分野だけ頑張る
簿記2級の商業簿記は配点が60点。工業簿記はいまいち理解しづらいし、商業簿記で満点取れたら工業簿記は10点くらい取れたら合計70点で合格圏内。この計画で商業簿記メインで勉強しよう。
結果、アンバランスな勉強は実践に活きず、商業簿記満点はそんなに甘くなくて商業簿記50点、工業簿記15点で落ちました。
上記エピソードは簿記2級に関する失敗談ですが、アンバランスな学習が試験勉強に不適切なのは簿記3級でも言えます。
試験で捨てる問題があること自体が試験に臨む姿勢としてよくありません。
苦手分野も半分は点数を確保できるようにしっかりとバランスよく勉強しておきましょう。
ちなみに簿記2級では工業簿記を抑えることが学習のポイントです。
商業簿記の大切ですが、工業簿記から勉強するようにしましょう!
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≫ 【簿記2級】商業簿記と工業簿記はどっちから勉強すべき?【おすすめの順番を紹介】
2.実践演習が少なすぎる
「過去問は1周やれば十分。過去問テキストには6回分ついているし」そんなことを考えて過去問を6回分1回ずつ実践しました。しかし、試験当日まったく歯が立たずに落ちました。
これは過去問演習の量が全く足りなかったことが原因ですね。
過去問は最低6回分2周以上することをおすすめします。
同じ過去問を何回も解く意味はあるの?
2回目に満点が取れない時点で身についていない証拠です。2回目でも3回目でも満点が取れるまで取り組むべきです。
過去問演習を何度も繰り返すことで点数を上がり、力も付いてきます。
同じ問題を解く意味について
同じ過去問や予想問題を何度も解く意味はあります。
なぜなら2回目に解いたからと言って満点を取れるわけではないからです。
満点を取れていない時点でまだわかっていない証拠。
何度も間違える問題があるからこそ苦手分野が分かってきます。
苦手分野の把握と知識の定着の2つの面で同じ問題を何度も解く意味はありますよね。
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3.勉強時間でスケジュール管理
「平日は2時間、休日は5時間机に向かう!」といったように勉強時間を目安に毎週のスケジュール管理をしており、いつまでに何をするのかはその日の気分次第で学習していました。
結局、勉強時間だけ稼いでいる自分に満足して実は全く簿記の知識が身についていないことに途中で気づきました。
日本人の悪しき慣習として「長時間働いたら成果として認められる」傾向がありました。その考えが体に染みついているとだらだら勉強時間だけが積み重なり、”勉強した気になっている”状態となります。
これを脱却するためには
- 解いた問題の量を学習目標とする
- 何をどこまで取り組むのかを明確に決める
ことが大事になってきます。
成果の上がらない勉強方法は非効率でしかないですからね!
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≫ 簿記2級に独学合格するためのコツとは【初心者の私が試した勉強方法8の手順】
4.古いテキストを使う
テキスト代をケチるために中古のテキストと過去問を2つ合わせて1,000円程で購入。最新の過去問を解きたくなり、ネットでダウンロードして解いてみたが、テキストに載っていない範囲が多数出題されている。調べてみると出題範囲や傾向等毎年何かしらは変わっているとのこと。
結果、試験直前に最新のテキストを買い足すことになり、労力も費用も余分に掛かってしまった。
簿記の試験は出題範囲や出題傾向が頻繁に変わります。(参考)過去の改定が分かる出題区分表
最近ではネット試験の導入により出題方法と形式が変わりましたからね。
頻繁に改正される簿記試験の前では出費を抑えると返って損することになります。
ちなみに簿記スクールに通うのと最新の情報を欠かさずキャッチできるのでおすすめです。
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試験当日のよくある失敗談6選
ここからは試験当日の失敗談を紹介します。
ありえないだろ!ということもいっぱいありますが、他人事とは思わずしっかり自分事としてみていただければと思います!
5.寝過ごす
自分の家が試験会場に近いということもあり、試験前日に友人が泊まりにきた。遅くまで友人と宅飲みをした結果、前日寝過ごして朝の試験に間に合わなかった。
試験仲間がいることはいいことですが、試験前日に会うべきではありませんよね。
上記以外にも寝過ごす理由は様々で
- 不安で夜遅くまで勉強しすぎた
- 緊張してすぐに寝れず、3時過ぎに寝た
と言った例もあります。
どちらにせよ試験前日は睡眠時間を確保することに専念しましょう。
どうせなら試験後に昼から飲むという最高の宴にしましょうよ!
関連記事
≫ 試験の前日と当日はどう過ごしたらいい?【合格するためにできること】
6.遅刻する
当日は遅延の可能性がある公共機関は利用せず、車で試験会場に向かう。しかし、会場近くの駐車場がどこもいっぱいで駐車場探しで時間を奪われる。案の定遅刻した。
公共機関を使おうが、車を使おうが何が起こるかわかりません。
大事なのは 何が起きてもカバーできるように前もって行動しておくこと です。
30分前には入室できるので開場されたらすぐに入室できる気持ちで行動するといいでしょう。
電車遅延があった場合は少し考慮されるの?
教えて!Gooにいい質問と回答があったので参考までに紹介します。
【質問】
簿記試験って、電車が遅れても試験は受けられないんですか?その場合お金は返ってきますか?あと、試験開始何分に入室すればいいとかありますか?【回答】
教えて!Goo
(前略)
遅刻は原則として認められませんし、いかなる理由であれ、受験者の都合による理由での受験料返還はありません。また「電車の遅延」というのは日常的に起こりえることなので、それを見越して時間に間に合うよう行動することが求められます。つまり、多少なにか不測の事態が起きても大丈夫なように前もって行動するのが大事ということです。
7.会場を間違える
商工会議所で試験が行われるものと勘違いをして当たり前のように試験当日も近くの商工会議所に向かう。静かな商工会議所に違和感を感じ、受験票の会場を見返すと全然別の高校が試験会場だった。
恥ずかしながら私のエピソードです。。
申し込みが商工会議所HPで行われるため、会場も当たり前のように商工会議所だと思い込んでいました。
初回しか発生しないエピソードですね。
8.試験中に眠たくなる
試験当日の朝は張り切って朝食をいつもの倍くらい食べる。食べ過ぎたせいで試験中に眠気に襲われて試験に集中することができなかった。
試験当日こそ普段通りの朝を迎えるべきです。
ちなみに糖分を摂取すると集中力が向上します。そのため、適度な量の朝食を摂取し、試験会場にはチョコレートなどのお菓子を持って行くといいでしょう。
甘いものを食べると気持ちも落ち着くのでおすすめです!
関連記事
≫ 試験の前日と当日はどう過ごしたらいい?【合格するためにできること】
9.シャーペンが使い物にならなくなる
久々にシャーペンを使い試験に臨むも、シャーペンの針が古すぎてポキポキ折れる。シャーペンの針の替えも少なかったため折れないように書き込むことになり、余計なところで神経を使ってしまった。普段の学習ではボールペンを使っていたため全然気づかなかった。
普段からボールペンを使って勉強している人にしか発生しない失敗エピソードですね。
シャーペンの針は時間とともに劣化していきます。
シャーペン自体が原因で折れることはほとんどないので、針だけでも最近購入したものを使うことをおすすめします。
10.忘れ物をする
試験会場に着くと電卓を忘れていることに気づく。もちろん貸し出してくれるはずもなく、近くにコンビニもないことから試験中は全て筆算で解くことに。案の定時間は足りませんでした。
試験当日の忘れ物は絶対にやってはいけません。
筆記用具などは貸し出してくれますが、電卓は貸してくれません。
そのため前日から予め持ち物をチェックしておきましょう。
前日に準備をして、出発前に再度確認するといいでしょう!
電卓などは直前までカバンから出して使っている可能性もありますし!
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まとめ|失敗する可能性を減らしていけば成功は掴める
今まで挙げた失敗談は私の周りの人たちから聞いたエピソードだけなので、まだまだたくさんの失敗談が眠っているはずです。
しかし、これらの失敗談を少しでも知っておき、失敗しないような道を選んでいくことが合格に近づく方法です。
ぜひ、参考にして合格をつかみ取ってください!
これから学習を始める方はスクールがおすすめ
簿記学習は学習方法を誤れば何度も落ちる可能性のある資格です。
独学学習に自信がないという方はぜひスクールの通信講座も検討してみるといいでしょう。
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