システムエンジニアが簿記を持つメリットとは?IT企業社員は簿記と相性抜群!
- 簿記とシステムエンジニアの関係は?
- 簿記はエンジニアに活かせるの?
- ITスキルは簿記に活かせるの?
そんな声にお応えします。
- 知識ゼロから簿記を取得
・簿記の知識ゼロで社会人突入(IT企業)
・経理システムを扱う部署に配属
・必要に迫られ簿記2級まで取得 - 簿記と節約が学べるメディア『ししログ』運営
・20代で資産1,000万円達成
・節約×簿記で資産運用
・簿記を取得後の活かし方を発信
私は独学で簿記を取得しました。
簿記2級合格証書を載せておきます。
システムエンジニアになった際に「何か資格を取ろうかな」と思う人は多いでしょう。
選択肢に人気資格である「日商簿記」も含まれる方は少なくありません。
日商簿記は幅広い業務にまたがる知識が学べるため、ビジネスマンにとって必要な資格です。これはシステムエンジニアにも言えます。
現役システムエンジニアの私が言うのだから間違いありません!
しかし、「万人に簿記は持っておくべき!」と押し売りするつもりはありません。笑
今回は現役エンジニアの私がシステムエンジニアが日商簿記を持つメリットを紹介するので、ぜひ自分は簿記を持っておいた方がいいのかについて考えるきっかけにしてください!
システムエンジニアに簿記は必要か?
理系にとって簿記は関係ない
エンジニアは簿記が不要
そんな風に考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、不要だと言い切るのは早すぎます。
私はシステムエンジニアとして働いており、簿記2級まで取得することで簿記が仕事に活きることを実感しました。
そこで得た結論としては「簿記は持っておいて損にはならないが、必須ではない」が回答になります。
えーーーーー!「簿記必要です!」の流れやったのに!?
仕事に活きるかどうかはやっぱり仕事内容によりけりなんですよね
簿記が活かせるエンジニアは下記の方々です。
- 営業にも行くことがある
- 会計システムを扱っている
- システムのことで経理と話す機会がある
上記の特徴に当てはまる仕事をしている方、または転職により上記の業務になりそうな方は簿記を学ぶことをおすすめします。
次章では現役システムエンジニアの私が簿記を持っていることで活きた事例を紹介します。
関連記事
≫ 簿記に理系文系は関係あるの?【理系と相性がいい理由と注意すべきこと】
システムエンジニアが簿記を取得するメリット
システムエンジニアが簿記を学ぶメリットは下記の5つです。
- ビジネススキルが身につく
- 会計システムに強くなる
- 経理と対等に会話ができる
- 他のSEと差別化が図れる
- 営業で役に立つ
順に解説します。
ビジネススキルが身につく
ビジネスマンの三種の神器をご存じでしょうか。
- 英語スキル
- 会計スキル
- ITスキル
そうなんです。会計スキルが三種の神器に含まれているんです。
そして、簿記は会計スキルを習得する最適な教材 であること。
簿記を学ぶことはビジネススキルを習得することに繋がるんですね!
簿記を学ぶことで言葉の理解が深まる
どんな会社にも売上や収益の考え方はあります。
しかし、「売上-原価=収益」の考えは当たり前ですが、これだけではありません。
原価には
- 製造原価
- 販売費
- 一般管理費
の3種類があり、どれも企業にとっては大切な考え方です。
何気なく使っている言葉でも簿記を学ぶことで意味を深く理解できるようになりました。
原価の考え方だけでなく、なんとなくの認識でビジネス用語を使っているものは多く、簿記はそれらの理解を正してくれる資格でもあります。
関連記事
≫ 簿記を取得するメリット9選【就活や転職にどう影響するのか?】
会計システムは世に溢れている
現在あなたがシステムエンジニアだとして扱っているシステムに簿記が全く関係なかったとします。
しかし——
- 会計システム開発を行っている会社に転職するかもしれない
- 会社が会計システムを扱うかもしれない
そうなった場合、簿記の知識は強みになります。
私は会計システムを扱っている会社に就職したのをきっかけに簿記を学び始めました。
会計システムを扱うためには簿記が分かっていないとシステム構築ができません。
借方貸方?科目登録?仕訳連携?
会計システムを扱う会社ではこれらの”意味を知っている”だけでなく”本質が分かっている”人が大きく活躍できることは間違いありません。
僕も簿記を2級まで取得したことで仕事の幅がかなり広がりました!
関連記事
≫ 簿記知識が使える仕事とは【おすすめ職種と何級まで必要かについて】
経理と対等に会話ができる
システムエンジニアは顧客と打ち合わせをする機会が多いです。
その際に——
- 会議に経理が参加して経理側の立場で意見を言うかもしれない
- 会計の要件について話を振られるかもしれない
シーンが多々あります。
経理側からしたら会計の話は常識なので、言葉は選びません。
その時に簿記の知識があるなしでは回答内容に差が出て、信頼度に影響する可能性があります。
全然関係ない話題を振ってくる顧客が悪い場合もありますけどね。。
信頼度が下がることはありませんが、少しでも話ができると「会計の知識も備わっているんだ」と思ってもらえて信用度が上がります。
ふんわりとした経理要件に対して簿記の知識があると深堀もでき、簿記を勉強しといてよかった~という場面が今までに何度かありました。
他のSEと差別化が図れる
最近ではシステムエンジニアの需要が高まり、エンジニアが世に溢れています。
(レベルはピンキリですが。)
だからこそ、会計分野の知識を持っていることで差別化を図ることができます。
私自身は簿記の知識を持っていることで
- 会計システムでどんな機能が必要かを指摘
- 経理とプログラマーの橋渡し
と簿記の知識が活きたシーンが数多く存在します。
AIやブロックチェーン等移り変わりの激しいIT知識ですが、簿記の知識が時代によって取り残されることはまずありません。
簿記を取得するために得た会計知識は今後も継続して活きてきます!
関連記事
≫ 簿記は将来必要なくなる?→経理の仕事が無くならないから問題ナシ!
営業で役に立つ
システムエンジニアでも営業の役割で顧客訪問をする機会もあるかと思います。
私の場合は何度かありました。。
営業に限らず初めて訪問する顧客であれば企業の財務諸表を読むこともあるはずです。
その場合、簿記の知識があればその会社の経営状況が大体わかります。
- どれくらいの規模の会社なのか
- 財務状況から安定した企業なのかどうか
- キャッシュフローから倒産リスクが少ないか
等々、読み取れる情報は様々です。
さすがに問題のある企業を見つけたことはありませんが、意味も分からず眺めるよりは意味が分かって眺めている方が十分効果があります。
逆にITスキルは簿記に活かせるのか?
ITの知識は簿記に活かせるのかな?
残念ながら答えは「No」です。
全くと言っていいほどIT知識は簿記に活かすことができません。
強いて言えば、”ネット試験でパソコンの扱いに慣れているので焦らない”ということくらいでしょうか。
簿記知識がシステムエンジニアの職には活かせても、システムエンジニアの職が簿記の資格取得を後押しするような関係性は成り立たないということですね。
簿記は何級から取得すべきか?
では簿記は何級から取得すべきなのでしょうか。
結論から言いますと「簿記3級」から勉強し、「簿記2級」まで取得すべきです。
簿記2級の試験範囲には工業簿記が追加され、製造原価の知識が身につくことに加えてコストを意識した行動にも結び付きます。
そのため、エンジニアだとしても簿記2級まで取得する意味は十分あるのです。
簿記3級取得と簿記2級取得では知識の差がかなりあります。
簿記2級を効率よく取得するにはスクールがおすすめです。
当ブログではクレアールを推奨しており、簿記受験生からはコスパ最強と言われています。笑
クレアールのここがすごい!
クレアールは指導歴50年以上の実勢誇る老舗スクールです。コースもレベル別に細かく分かれており、魅力的な講師もたくさんいます。
リベラルアーツ大学の両学長がおすすめするスクールのため、評判もかなりいいです。
肝心の価格ですが、キャンペーン期間中であれば53,000円のコースが34,450円に、「教育訓練制度」を使うことでさらに20%も割り引くことができます。
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IT企業社員が簿記を取得するメリット5選|まとめ
今回は簿記とシステムエンジニアの関係性について解説しました。
- ビジネススキルが身につく
- 会計システムに強くなる
- 経理と対等に会話ができる
- 他のSEと差別化が図れる
- 営業で役に立つ
簿記は万能資格と言われるだけあって、職種に限らず役に立ちます。
そのため、「理系だから・・」「エンジニアだから・・」と言わず興味があるなら取得しておくことをおすすめします。>
ちなみに簿記スクールに通うことで効率よく資格学習ができるので時間がない社会人の方はおすすめです!
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