簿記に理系文系は関係あるの?【理系と相性がいい理由と注意すべきこと】
- 簿記って文系が取得する資格なの?
- 理系は取得する必要ってあるの?
- 文系理系と簿記って関係あるの?
そんな声にお応えします。
- 知識ゼロから簿記を取得
・簿記の知識ゼロで社会人突入(IT企業)
・経理システムを扱う部署に配属
・必要に迫られ簿記2級まで取得 - 簿記と節約が学べるメディア『ししログ』運営
・20代で資産1,000万円達成
・節約×簿記で資産運用
・簿記を取得後の活かし方を発信
大学生の頃は皆さんこんなイメージを持っていませんでしたか?
- 文系は営業や事務職
- 理系は研究や技術職
これは簿記にも言えることで簿記は文系の資格と捉える人が多いです。
ですが、職種を文系・理系に分ける意味がないように、資格も文系・理系と分ける意味はありません。
特に 簿記に関して言えば文系・理系問わず取得しておくべき資格の一つ です。
実際に私は理系出身でしたが、「簿記は文系の資格」と認識していたことがありものすごく後悔しました。
そんな偏見を持たずに学生時代から取得しておくべきでした..
本記事ではそんな私の二の舞にならないためにも簿記検定と文敬・理系の関係性について解説していきます。
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簿記に文系・理系のくくりは一切関係ない!
簿記は下記の理由から文系の資格と認識している人が多くいます。
- 大学の商学部や経済学部、商業高校の授業で簿記がある
- 理系の授業では簿記について一切触れない
- 試験内容に暗記が多いため文系っぽい
しかし、上記イメージだけで「簿記は文系がするもの」と偏見を持つのは非常にもったいないです。
文系学部の方が目指す就職先で簿記を求められることが多いのは間違いありません。しかし、
- システムエンジニアは簿記があると会計システムを扱う会社で優遇される
- 生産管理などを行う業種の場合は工業簿記の知識が活きてくる
といった、理系文系の幅を超えて簿記資格が活きてくるのは確かです。
私も会計システムを経理に説明する業務なので簿記知識が非常に役立っています!
つまり、簿記は文系が取得する資格という偏見は意味がないのです。
以下記事では簿記資格を持っているとどんな仕事に活きるのかを解説しています。
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実は理系は簿記と相性が良かった
先に伝えておくと私は理系です。
簿記に文系・理系のくくりは関係ないとお伝えしましたが、相性はあります。
結論をお伝えすると、簿記は理系と相性がいいことは間違いないでしょう。
その理由を紹介します。
数字を常に扱う
簿記の世界は数字の世界と言っても過言じゃないくらい数字との付き合いばかりです。
もともと数字に抵抗がない理系出身の方は簿記に対して数字の多さで嫌になることはないでしょう。
数学の知識は不要です。関係してくるのは数字に抵抗があるのかないのかだけですね。
計算問題が多い
簿記は計算が多く、電卓を常に叩いています。
そのため、計算に苦手意識があると勉強が思うように進みません。
一方、暗算や計算が得意な人は簿記の計算問題はすぐにイメージが付くかと思います。
計算が得意だと解説の内容が理解しやすく、習得の早さに影響します!
工業簿記は理系が得意という噂
簿記2級では工業簿記も試験範囲に加わります。
工業簿記はイメージしづらい分野ですが、計算問題がほとんどなので理系出身者は抵抗なく学習に取り組めるのかもしれません。
実際、理系の私は工業簿記の理解はスムーズでしたが、暗記項目が多い商業簿記は苦戦しました。
一方、文系の友人は工業簿記の理解に苦戦したということを聞いています。
簿記取得で勘違いしてほしくないこと
簿記に理系・文系の関係性はないとはいえ、多少の相性があることを説明しました。
ここでは簿記取得を目指す方に勘違いしてほしくないことを紹介します。
- 文系理系でまとめると就職の幅が狭まる
- 理系の就職にはほとんど活きない
- 得意不得意はある
順に解説します。
文系理系でまとめると就職の幅が狭まる
簿記を文系の資格と認識してしまってる理由から経理職が文系の職種と勘違いしている人がいます。
経理職=文系と勘違いしている人の頭の中
👧 経理と言えば簿記が必要だよね!
👨 経理=簿記ってイメージが強いかも。
👧 そうそう!あと簿記=文系のイメージも!
👨 たしかに!つまり、経理職=文系ってことだね!
理系風にイコールを使った説明をするとこんな感じではないでしょうか?
「言われてみればそうかも」と思ってしまうかもしれませんが、そもそも「簿記=文系」が間違っていますよね。
先述した通り、簿記に理系・文系のくくりは全く関係ありません。
そのため、「簿記=文系」が間違っている以上、「経理=文系」も成り立たなくなりますよね。
理系の就職にはほとんど活きない
簿記を取得するのに理系は相性がいいことはお伝えしましたが、理系職の就活では残念ながら簿記が有利に働く場面は少ないでしょう。
例えば研究職や技術職で働きたい!と思っている時に「簿記2級まで持っています!」とアピールされても???と思われるだけです。
やっぱり簿記は文系の資格やん…
資格取得を頑張ったアピールをしたいのかな?と勘違いされますよね。
理系職のほとんどは簿記資格が履歴書を埋める材料にしかならないということです。
ただし、以下のような例外もあるため意味ないとは言い切れません。
- 会計システム開発を行っている企業
- 会計領域のコンサルタント業界
私は会計システムを扱っているIT企業でSEをしているため、非常に役立っています。
得意不得意がある
簿記はおすすめできる人と、あまりおすすめできない人がいます。
- 簿記をおすすめできる人
-
- お金や経済に興味がある人
- 計算や数字が得意な人
- 暗記が得意な人
- 電卓が好きな人
- 簿記をおすすめしない人
-
- 数字アレルギーがある人
- 暗記するのが苦手な人
- 本を読むのが嫌いな人
「簿記をおすすめしない人」の特徴に当てはまっている方は勉強が思うように進まず挫折しがちです。
特にテキストベースで学習することが多いため、読み物が苦手な人は途中で飽きてしまう可能性もあります。
動画で学べなくもないですが、やはりテキストよりも質は下がってしまいますからね。
それでも、簿記を取得したい!という方はスクールに通うのも一つの方法です。
当ブログでは資格スクール「クレアール」を一推ししています。
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簿記は持っておいて損はない資格
相性をお伝えしましたが、理系・文系に関わらず簿記は持っておいて損はない資格です。
私は簿記2級まで取得しましたが、非常に満足しています。
ちなみに簿記2級までの知識があると以下のメリットがあります。
- 簿記の知識があると認めてもらえる
- 転職に有利
- 新卒で経理に配属される
- 経理との会話で困らない
- 独立や起業した際に役立つ
こんなにもメリットがあるため、簿記の取得を考えている人はぜひとも2級まで目指すといいでしょう!
ちなみに簿記2級まで取得する場合はスクールに通う方が効率的に取得することができます。
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簿記に理系文系は関係あるの?|まとめ
今回は簿記が理系文系に関係があるのかどうかについて解説しました。
結論、簿記に理系文系のくくりはなく、全く関係がないということが理解できましたね。
「自分は理系だし関係ないや」と思っていた方もぜひテキストなどを手に取って勉強してみてはいかがですか?
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。