簿記が苦手で嫌い!そんな方におすすめの克服方法とは?【苦手意識の原因と対策7選】
- 簿記が苦手過ぎる!
- 得意不得意があるのは仕方ないけれど…
- 苦手克服方法を知りたい!
そんな声にお応えします。
- 知識ゼロから簿記を取得
・簿記の知識ゼロで社会人突入(IT企業)
・経理システムを扱う部署に配属
・必要に迫られ簿記2級まで取得 - 簿記と節約が学べるメディア『ししログ』運営
・20代で資産1,000万円達成
・節約×簿記で資産運用
・簿記を取得後の活かし方を発信
私は簿記2級まで独学で取得しましたが、実は簿記に対して苦手意識を持っていました。
社会人になって初めて簿記や仕訳を知り、仕事で使うにも関わらず、苦手意識から全く理解できていない状態。。
そんな私が簿記を2級まで取得できて、今では仕訳が大好きになったのは簿記に対する苦手意識を克服したからです。
今回は簿記に対して苦手意識を持つ原因と対策をまとめて紹介していきます。
この記事を読めば簿記に対する苦手意識がきっと克服できるはず。。!
簿記に対して苦手意識を持つ原因と対策7選
簿記に対して苦手意識を持つ原因は以下の通り。
- 分からないところがわからない
- 会計に対して苦い経験がある
- やらされている感覚がある
- 簿記を学ぶ前から抵抗がある
- 先生が悪い
- 参考書が悪い
- 勉強の仕方が悪い
対策も合わせて順に解説します。
分からないところがわからない
苦手意識を持つ一番の原因は簿記がイメージしづらく、どこが分からないか分からないからでしょう。
私は理系学部でそのままIT企業に就職したので、社会人になるまで全く「簿記」という言葉に触れてこなかった人間でした。
そのため、
- お金の流れって何?
- 借方貸方?
- 売掛金買掛金?
そんな知識ゼロの状態で、仕事もなかなか付いていくことができませんでした。
だからこそ、「よくわからなくて簿記が嫌い」という感情を持ってしまってました。
全く触れてこなかったのですから、わからないことがあるのは当たり前です。
仕訳すら全く知らなかった私ですが、今では簿記2級まで取得しています。
それは一度基本に立ち返ったからです。
- 「簿記とは」を理解するところから始める
- 分からないところの理由を知る
- 分からないところを理解して次に進む
上記を実践するだけで簿記はそこまで難しいものではないのかもと思えるようになりました。
基礎が分からない状態では勉強を進めても意味がありませんし、簿記3級が取得できなければ上位資格の挑戦もできません。
会計に対して苦い経験がある
得意先の経理担当者に会話についていけなかった
経理担当者にバカにされた
仕訳が分からずにこんな経験をした人はいないでしょうか?
当時の私ですね…
知識がなかったもので、経理担当者に「あなたじゃ話にならない」と言われました。
知識がないことをバカにされてしまうと「どうせ私なんて」と思ってしまい、学習意欲が下がることがあります。
結果、「会計や簿記なんて関わりたくない、関わったら怒られる」と感じ、簿記に対して苦手意識が生まれるのです。
対策:悔しい気持ちを学習意欲に変える
私は得意先の経理担当者にバカにされて悔しい気持ちでいっぱいでした。
「絶対に認めさせてやる!」そんな気持ちで、簿記の学習意欲を高めました。
正直なところ、経理担当者の中でも簿記知識が乏しい方も少なくありません。
自分の業務範囲だから威張っているものの、一般的な知識が少なかったりもします。
そのため、簿記2級の知識を付けることができれば経理担当者に追いつくことは可能です。
経理担当者にバカにされたくない方は無駄なく知識を付けることができる簿記スクールがおすすめです。
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やらされている感覚がある
大学や会社から指示されるがままに簿記を勉強すると、やらされている感覚が抜けません。
簿記のように難しい資格であればその感覚が抜けないと、なおさら勉強するモチベーションが上がりません。
結果、苦手意識が生れてしまうのです。
ただでさえ何を言っているのかわからないジャンルをやらされ続けていると苦手意識が生れるのは仕方のないことですよね。
会社のために取るという意識を変える
簿記は今の会社でしか役に立たない資格ではありません。
人生において幅広く活かせる資格です。
苦手意識を持ち、モチベーションが上がらないのは仕事のために勉強しているから。
その意識を変えてあげると自ずと勉強するモチベーションが上がってきます。
やらされている感覚を抜け出すには「自分事として捉える」「どのように役立つのか理解する」ということが大切になってきますね。
どのように活かせるのかは下記記事で紹介しているので参考にしてください。
≫ 簿記知識が使える仕事とは【おすすめ職種と何級まで必要かについて】
≫ 簿記のメリット9選!意味ある?役に立つ?無駄?必要性は?全て答えます!
簿記を学ぶ前から抵抗がある
簿記はどうせ数学ができる人が有利なんでしょ。
僕は数学が苦手だからな~
こんな考えを持っていませんか?これは大きな誤解です。
なぜなら私は数学が得意にも関わらず、簿記が理解できず嫌いだったからです。
その偏見は全く勘違いということになりますよね。
パズル好きの方であればもしかしたら少し得意かもしれません。
だからこそ、思い込みを捨てて簿記と向き合うことが大切です。
対策:思い込みを捨ててしっかりと向き合おう
簿記に対する偏見は色々聞きますが、以下のことを知って考えを改めましょう。
- 計算は電卓
- xとかyとか出てこない
- 数字が出てくるだけ
- 暗記がメインなのでどちらかと言えば文系
- 覚えてしまえば誰でも合格できる
理系文系で捉えるのではなく、簿記は別物としてとらえることが大事です。
簿記の取得メリットは大きく、偏見で勉強を避けていると非常にもったいないです。
まずは勉強して見る!そして自分に向いているか考える!という思い切りも大事ですよ!
以下記事では簿記と理系文系の関係性について記事にしていますのでよかったら参考にしてください。
先生が悪い
簿記に対して苦手意識があるのはもしかしたら講師や先生が合わないからかもしれません。
例えば——
- 教え方が合わない
- 学習スピードが合わない
- 話し方が合わない
- 声が合わない
といった講師と合わない理由がいくつか考えられます。
講師や先生と合わないだけであなた自身が簿記に苦手意識を持ってしまっているとしたら、こんなにもったいないことはありません。
対策:思い切って講師を変えてみる
対策は「今すぐ講師を変えてみる」です。
既にスクールに申し込んでいて、講師の変更ができない場合は、独学に切り替えるなどの方法もいいかもしれません。
まだ、スクール選びで迷っている段階であれば簿記スクール「クレアール」なら無料でDVDの請求ができるため、事前に講師の特徴を知ることができます。
簿記スクールのYouTubeチャンネルを除いてみると講師が話している動画が上がっていたりするので、チェックして見るのもアリですね!
資料請求から無料講義DVDを見て、講師の方が合っているかどうかチェックしてから正式に申し込めばOKです!
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参考書が悪い
今使っている参考書が原因で苦手意識が生まれている可能性もあります。
例えば——
- イラストが少なくてわかりづらい
- イラストばっかりで覚えられない
- テキストのキャラクターが生理的に受け付けない
- 解説が不親切
といった不満は今のテキストにはないでしょうか?
テキストに対して少しでも嫌なところが見えてしまうと、他の嫌なところも見えてくるものです。
なんか人間関係みたいですね。笑
対策:自分に合ったテキストを選ぼう
テキストが合わないなら変えるだけです。
ちなみに私も当時、使っていたテキストの解説で一部分かりづらいところがあったので買い替えました。
新しく『みんなが欲しかった やさしすぎる解き方の本』を買ったのですが、解き方が詳しく書かれており、やっと理解できた!という気持ちになったのを覚えています。
簿記のテキストは1冊の値段が1,500円とそこまで高くないので買い替えることが簡単にできるのも特徴です。
資格試験ではテキストを選んでいる時がモチベーションのピークだったりもするので、やる気が下がってきている方にもテキスト変更はおすすめです。
簿記独学者向けにおすすめのテキストを以下記事でまとめていますのでよかったら参考にしてください。
≫ 【簿記3級】独学1発合格で参考にすべきおすすめテキスト5選
≫ 【簿記2級】独学におすすめのテキスト4選!初心者にもやさしい!
筆者おすすめのテキスト
勉強の仕方が悪い
簿記の苦手意識が抜けないのは勉強方法が間違っているからかもしれません。
自分に合わない学習方法で勉強していたら、それこそ時間の無駄になってしまいます。
対策:気分転換に勉強方法を変えてみる
勉強方法を変えるだけで、学習効率や理解度が劇的に変わることもあります。
- スマホアプリで勉強してみる
- YouTubeメインで勉強する
- カフェで勉強してみる
- 基礎学習ではなく問題演習を始めてみる
- 答えを先に見てから問題を解く
- 友達と一緒に勉強する
等々、勉強スタイルは人それぞれです。
勉強方法が原因で苦手意識を持ってしまっているならすぐに改善できる内容ですね!
簿記って必要なの?
苦手意識をわざわざ克服してまで取る必要あるの?
そもそも簿記って必要なの?
そう思っている方に向けて簿記の必要性と取得するメリットを紹介します。
ビジネスマン三種の神器の一つ
ビジネスマンの三種の神器はご存じでしょうか。
- ITスキル
- 英語スキル
- 会計スキル
なんと三種の神器に会計が入っているんですね。
会計スキルが簿記という訳ではありませんが、簿記を学ぶのが会計スキルを手に入れる手段なのは間違いありません。
簿記は会計の基礎知識を習得するのに最適な資格ですし!
つまり、会計スキルは必要ということになり、自ずと簿記の必要性も高まっているということですね!
実はメリットだらけな簿記
簿記を学ぶことのメリットは意外と多いです。
簿記を学ぶことで・・・
- 就職や転職でいい会社に就職できる
- 就職先の選択肢を広げ、自分に合った職を探せる
- 上位資格を取れば、手に職を付けられる
- 経理や会計の苦手意識が無くなる
- 家計管理の精度が上がり、お金が貯まる
- 決算書情報から優良株を見つけることができる
- 予算管理の知識が増え、マネジメント職に活きる
- 不動産投資で損をするリスクを減らせる
- 副業で青色申告により、節税できる
ありすぎて逆によくわからなくなりますね!笑
実際に私は簿記2級まで取得することで上記のメリットをほとんど受けています。
これでも簿記は不要!なんて言えますかね?笑
関連記事
≫ 簿記のメリット9選!意味ある?役に立つ?無駄?必要性は?全て答えます!
独学で学習する人は苦手意識を持つ人が多い?
メリットを理解しても苦手なものは苦手なんだよ!
と言いたくなる気持ちもわかります。
簿記は日常生活では全く使わない単語がたくさん出てくるため、余計に苦手意識を持つきっかけにもなっています。
例えば——
- 借方/貸方
- 売掛金買掛金
- 当座預金
- 減価償却
- 貸借対照表 等々
など、日常生活で普段から使う人はいませんよね。
私みたいに独学で2級まで取得する人もいますが、ひとりで頑張っていると「合っているのかな」と不安になり、苦手意識を持つ可能性も高いです。
一方、資格スクールなら仲間と切磋琢磨して勉強する感覚になるため、「簿記が苦手!嫌い!」といった状態を避けることができます。
- 短時間で習得することができる
- サポートが手厚く中途半端な理解がなくなる
- 継続した知識として身に付く
- モチベーションに繋がる
- 簿記が嫌いにならない
- 簿記が好きになる
ちなみに資格スクールのおすすめは「クレアール」です。
3級が約10,000円、2級が約35,000円と比較的お手頃な価格で講義内容やサポートが充実しているため、個人的にはコスパ最強と思っています。
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簿記が苦手過ぎる!そんな方におすすめの克服方法とは?|まとめ
今回は簿記が苦手過ぎるという方向けにその原因と対策を紹介しました。
- 分からないところがわからない
- 会計に対して苦い経験がある
- やらされている感覚がある
- 簿記を学ぶ前から抵抗がある
- 先生が悪い
- 参考書が悪い
- 勉強の仕方が悪い
それぞれの対策は各見出しの通りです。
私も簿記に対して「この知識は絶対必要ない」と思っていましたが、理解して初めて有効に使えることを認識しました。
何事も奥まで入り込まないとその本質は分からないものです。
ぜひ簿記に対する苦手意識を解消して、勉強を優位に進めましょう!
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。