【簿記2級】ネット試験(CBT試験)導入の感想と今後予想されること

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  • 簿記2級がネット試験を導入した?
  • 受けた人の感想を教えてほしいな
  • 今後簿記の試験はどうなるの?

そんな声にお応えします。

この記事を書いた人
ししとう(@shishito9)
  • 知識ゼロから簿記を取得
    ・簿記の知識ゼロで社会人突入(IT企業)
    ・経理システムを扱う部署に配属
    ・必要に迫られ簿記2級まで取得
  • 簿記と節約が学べるメディア『ししログ』運営
    ・20代で資産1,000万円達成
    ・節約×簿記で資産運用
    ・簿記を取得後の活かし方を発信

先日私は以下投稿をしました。

今後の簿記検定はどうなるのか。

・1級のネット試験対応
・自宅受験可
・紙の試験廃止

上のような未来になる可能性は少なくないんじゃなかな。
そうなると、情報をいち早くキャッチできるスクールの価値も高まるかもしれませんね。

試験範囲が頻繁に変わることで有名な簿記検定ですが、2021年6月から試験方式まで変わりました。今やネット試験受験者数の方が多いのではないでしょうか。

今回は簿記2級にピックアップしてネット試験を受けた方の感想と今後予想されることについてまとめてみました。

「今後の簿記検定がどうなっていくのか不安だ!」という方は必見です!

※無料資料の請求には講義DVDが付いてくるため、講義内容を事前にチェックすることができます。最終的にスクールを利用しなくとも参考になるDVDなので興味がある人もどうぞ。

この記事でわかること

簿記検定のCBT方式とは

CBT試験とは簡単に言ってしまえばネットの試験のことです。

2020年9月18日、日本商工会議所の検定公式サイトで『「日商簿記検定試験(2級・3級)」へのネット試験方式の追加について』が発表されました。

CBT試験と紙の試験の違いについては以下の通りです。

CBT試験と紙の試験の違い

  CBT試験 紙の試験
対象級 2・3級 1・2・3級
試験場所 テストセンター
※全国76都市112会場
全国各地の試験会場
試験日 随時 年3回
試験料
(各税込)
1級 :8,400円
2級 :5,270円
3級 :3,400円
※CBT試験の場合事務手数料550円(税込)が別途発生します。
試験時間 2級:90分
3級:60分
試験範囲 共通
大問構成 共通
試験当日の
持ち物
・筆記用具
・電卓
・身分証
・筆記用具
・電卓
・身分証
・受験票
合格基準 70点以上
合格発表 試験終了直後 試験の約1カ月後
(今まで通り)

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≫ 簿記のネット試験(CBT試験)とは!紙との違いを解説【どっちがおすすめ?】

簿記2級ネット試験の感想・口コミ

簿記のネット試験の口コミについてまとめてみました。

— 難易度の口コミ一覧 —

 

簿記2級のネット試験は統一試験よりも簡単と言われています。しかし、問題がランダムなことと本人との相性もあるため、万人に共通して簡単というわけではありません。

つまり、油断してはいけないということ。

特にネット試験はパソコン操作に慣れておらず、時間が予想以上に掛かるということも聞きます。見直し時間がない可能性があるので、見直しする前提で解くのではなく、1問1問正確に解いていく必要がありそうですね。

ネット試験の対策は各オンラインスクールでもプログラムが用意されているのでチェックしてみる価値はありますね!

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— テストセンター格差について —

 

ネット試験はテストセンターと呼ばれる会場で試験を受けます。しかし、テストセンターは各都道府県に限られた数しかありません。

≫ お近くのテストセンターはこちら

もしネット試験を受験する場合は事前に近くのテストセンターの場所を確認しておくといいでしょう。

 

— 履歴書への影響とは —

 

ネット試験で取得は簿記の資格は履歴書に書くことができるか心配の声が多いようですね。

全く問題ありません。

統一試験だろうがネット試験だろうが関係ありません。どちらも「日本商工会議所簿記検定試験2級」と書くことができます。

CBT方式のネット試験の合格と統一試験であるペーパー試験の合格は同じ扱いとなりますので、履歴書等には「日商簿記検定試験(●級)取得」と記載していただけます。

日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験をご受験される皆様へ

 

— ネット試験のメリット–

 

ネット試験は年に回数制限が設けられていないことがメリットです。合否がすぐわかるため、すぐに再チャレンジしている方もよく見かけられます。

受験費用を無視すれば自分の得意な試験内容に当たるまで何回もチャレンジすることができるということ。アプリゲームのリセマラのような感覚で簿記の試験を受けることができるんですね。

もちろん、運で合格できる資格ではないので「連結会計さえ出なかったら合格できる!」くらいの自信がある方はリセマラしてもいいかもしれませんね。

ネット試験の個人的意見と今後予想されること

ここからはネット試験を導入することによって予想される対応について私なりの意見を述べます。

難易度が調整される

まず、ネット試験を受験した方の中では「簿記2級はネット試験の方が有利」という意見が非常に多く見受けられました。

ペーパーより簡単だった!
100点余裕だった!
ネットの方がおすすめ!

等々、Twitter上にもたくさん口コミが上がっています。

しかし、Twitterなどでは合格した方の意見が多いのは当たり前です。なぜなら、ポジティブな内容は皆さんと共有したい人の方が圧倒的に多いですからね。

まだネット試験も始まって1年と少ししか経っていないため、難易度の偏りが目立ちますが、今後は調整されるでしょう。

ししとう

受けるなら早めの方がいいかもしれません!

ネット試験では合格率の発表がないため、厳密にネット試験の方が簡単とは言えません。自分自身の学習スタイルや好みに合わせて統一試験を受けるかネット試験を受けるかを見極めることをおすすめします。

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スクールの価値が一層高まる

今回のネット試験導入により、混乱した方も多くいることは間違いありません。

スクールに通っていれば変化の激しい状況でも以下メリットがあります。

  • 最新情報をキャッチできる
  • 変化に応じた対策が受けれる

だからこそスクールの価値が一層高まってくるのは間違いないでしょう。

ししとう

リベ大の両学長も動画でスクールがおすすめと言ってますからね!

変化の激しい中では独学合格の道は非常に厳しいものとなると予想されます。

だからこそ、スクールで情報をいち早くキャッチして対応していくことが今後効率よく簿記の資格を取得できるコツだと感じています。

そのため、当ブログでは資格スクール クレアール を紹介しています。

クレアールはこんな方に選ばれているスクール

  • 社会人の方
  • 忙しくて十分に学習時間を取れない方
  • 通学スクールに通えない方
  • 短期間で合格したい方
  • スマホやタブレットを学習ツールとして活用したい方
  • 費用をできるだけ抑えたい方
  • 充実したサポートを受けたい方

キャンペーン中であれば、簿記2級の講座が 約33,000円 で受講することができるので非常にコスパのいいスクールとして認知されています!

ししとう

興味がある方はぜひ無料資料の請求ができるのでスクール内容をチェックしてみてください!

※無料資料の請求には講義DVDが付いてくるため、講義内容を事前にチェックすることができます。最終的にスクールを利用しなくとも参考になるDVDなので興味がある人もどうぞ。

紙試験がなくなる可能性も

オンラインが主流になってきている今はネット試験は時代の流れに乗っています。

一方、紙の試験は

  • 試験表印刷代が発生
  • 試験官も各教室に配置
  • 会場費

等、費用が掛かってきます。(ネット試験も試験官、会場費はありますが。)

しかし、安価なネット試験が推奨されれば、今後は実施会場が減っていく可能性だってあります。

ゼロになるかどうかはさておき、ネット試験の需要が高まり、紙の試験自体の受験者数が減っていけば自ずとなくなる方向で進むでしょう。

とはいえ、あと1,2年で変わることはないと思うので今受けようと思っている方は安心してください。

自宅で受験することができる

先ほどの口コミでも紹介しましたが、各都道府県にはテストセンターが設置されているとはいえ各都道府県でバラつきが目立ちます。
※鹿児島県1か所に対して東京都18か所

この格差を埋めるためにもテストセンターを増やすしかないですが、テストセンターが増えなければ自宅で受験を可能とする方向に進むでしょう。

ちなみに国際的に通用する英語テストとして有名なTOEFLが、感染対策として期間限定で自宅でオンライン受験が可能になっています。

ネット試験を受ける際の指定事項
  • コンピュータの指定
  • OS・ブラウザの指定
  • スピーカーの指定
  • マイクの指定
  • カメラの指定
  • 部屋の環境
  • メモ用紙の指定
ししとう

これらを事細かく指示されるため、自ら自宅受験を選ぶことはなかなかなさそうですね。。

しかし、可能性としてはゼロではないでしょう。

1級も対応する可能性も

現時点ではネット試験は2,3級のみです。

1級に対応できない理由として個人的に考えられることは以下の通りです。

  • 難易度調整が難しい
  • 数多くの問題サンプルを用意できない
  • 全て選択式では対応できない

上記理由のため1級はネット試験化できないのではないかと推測しています。

ししとう

記述式の問題もあるためPCを使い慣れていない人にとってはさらに困惑させるかもしれませんね。

しかし、1級が年に2回しか受けることができない制約は2、3級の都度受験可に比べてあまりにも差があるため、対応する可能性は高いでしょう。

CBT試験本格導入の感想と今後予想されること|まとめ

今回は簿記検定でCBT試験を導入後、予想されることを紹介しました。

  1. リ難易度が調整される
  2. スクールの価値が一層高まる
  3. 紙試験がなくなる可能性も
  4. 自宅で受験することができる
  5. 1級も対応する可能性も

今回予想したことはあくまで個人的な意見のため全く参考になりません。

ししとう

未来なんてどうなるかわかりませんからね!

この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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